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猫ひっかき病について

猫にひっかかれると感染する猫ひっかき病の原因とは

猫ひっかき病は、バルトネラ・ヘンセレという細菌が原因で感染します。

ベルトネラ・ヘンセレの保菌率は約7%といわれ、全ての猫が感染しているわけではありません。

猫ひっかき病の感染源、症状、予防について

猫引っかき病の感染源:バルトネラ・ヘンセレは猫ノミが持っている菌です。
猫ノミから感染した猫にひっかかれたり、咬みつかれることで人に感染します。

猫ノミが人を刺すことで感染することもあるようです。特にノミの繁殖期である夏から秋にかけて感染経路が広がり、猫ひっかき病の発症が多く見られます。

猫ひっかき病の症状

猫にひっかかれたり、咬みつかれたりすると、数日から数週間の間に傷口が赤紫色に腫れたり、膿んだりすることがあります。

他のケガ・傷よりも治りが遅いと感じる人が多いようです。しばらくすると、リンパ節が腫れ、痛みを伴うようになります。

猫ひっかき病と診断された85%以上の人に、リンパの腫れと痛みの症状がみられるそうです。

この他に、発熱や頭痛を感じる人もいます。

猫ひっかき病の予防

バルトネラ・ヘンセレは猫の爪や口の中に存在します。

猫に引っかかれないように爪は短く切っておきましょう。

口移しで食べ物を与えたり、猫が毛づくろいをしている時に手を出してはいけません。

また定期的なノミの駆除をし、猫の衛生状態に気をつけることが大切です。

犬も原因動物になることが分かっているので同様の注意をしてください。