ズーノーシスとは?犬や猫から人間にうつる人獣共通感染症

ズーノーシスは犬や猫を飼うならしらないとまずいかも

ズーノーシスって知っていますか?


犬や猫をはじめとする動物から人にうつる病気のことをズーノーシスといいます。

ズーノーシスとは動物由来感染症人獣共通感染症とも言われています。現在の日本では3人に1人がペットを飼っていると言われ、ズーノーシスは他人事ではなくなってきました。数年前に流行したBSE牛海綿状脳症)、SARS重症急性呼吸器症候群)、鳥インフルエンザなども人への感染が危惧される病気の発生が続きました。犬や猫などペットを飼っていない人もズーノーシスに感染する可能性があるのです。

一度は聞いたことがある狂犬病やサルモレラ菌なども数あるズーノーシスのなかの一つです。

かわいい犬や猫はもちろん、カメやトカゲなどの爬虫類を買うときには、その動物がどのような細菌や病原体をもっているかわからないので、飼うときには衛生面に十分気を付けることはもちろん、犬や猫の場合は動物病院で定期的な検査をしてもらうことが大切です。

狂犬病鳥インフルエンザなど人の命をを脅かす可能性のある怖い病気も数多くありますので、正しい知識や予防方法をしっかり学んで病気にかからないようにしましょう。

また、ペットではなくてもノラ猫や他人の飼っている犬、または自然の中で暮らす野生の動物にも注意を払う必要があります。


ペットを飼っている方、これからペットを飼う予定の方の参考になるよう、ズーノーシスの症例や感染ルートについてまとめました。

予備知識があれば、人やペットの異常にすぐ気づくことができます。ズーノーシスのことを知り、動物やペットとの付き合い方を再確認しましょう。